2019年12月04日
三菱商事、鈴川の石炭発電をバイオマス専焼に転換
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:三菱商事

三菱商事は4日、100%子会社の三菱商事パワーと日本製紙、中部電力とによる共同発電事業会社、鈴川エネルギーセンター(本社:静岡県富士市)が、発電用燃料を石炭からバイオマス(木質ペレット)に転換することを決めたと発表した。

鈴川エネルギーセンター(三菱商事70%、日本製紙20%、中部電力10%)は、現有発電設備(出力11.2万kW)の燃料を、石炭から木質ペレットへ変更しバイオマス発電所を運営する。

バイオマス燃料混焼仕様の既存ボイラー・タービン発電機・燃料運搬コンベヤなどの重要設備を活用、燃料貯蔵設備等を新設する。2022年4月から発電開始する。

生物由来の木質ペレットを燃料に使用することで、二酸化炭素の排出量を抑制し、再生可能エネルギーによる安定的なベース電源としての役割を果たす。