2019年12月09日 |
出光興産、配船計画最適化へAI活用・業界初 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:出光興産 |
出光興産とグリッド(本社:東京都港区、曽我部完社長)は9日、三井物産と協働で、数理最適化手法や機械学習・深層学習などのAI技術を活用した「内航船による海上輸送計画の最適化」に向けて、実証実験に着手したと発表した。 AI技術の活用は現在、さまざまな分野で活発だが、サプライチェーン分野は遅れていて、まだ熟練者の勘や経験に頼っている部分が多く残っている。 石油元売り業界でも、生産拠点から油槽所へ製品を海上輸送する配船計画を担当者が膨大な時間と手間をかけて策定しているのが実情だ。 出光興産は今回、3社の技術や知見を組合せて、AIを活用した配船オペレーションの最適化および自動化を目指すことにした。 |