2019年12月10日
NEDOと産総研、AIの動画認識に学習済みモデル構築
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:産業技術総合研究所

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と産業技術総合研究所(産総研)は10日、実世界のデータを活用する次世代人工知能(AI)技術のソフトウエアモジュール構築の一環として、AIによる動画認識とバイオ分野に関する自然言語テキストの理解のための転移学習の基盤となる事前学習済みモデルを構築し、同日に公開したと発表した。

今回構築した事前学習済みモデルには、実世界の大量の動画やテキストデータをあらかじめ学習させているため、AI開発に用いることで、少量の学習用データでも次世代AIおソフトウエアモジュールを構築・利用できるようになる。これにより、例えば少量の動画データによる医療動画診断支援向けAIなど、実世界のデータを活用する次世代AI技術の開発と社会実装の促進が期待できる。