2019年12月12日 |
早大と北里大「投手の手のひらの動き計測に成功」 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:早稲田大学 |
早稲田大学の武岡真司教授(理工学術院)らは12日、北里大学の永見智行講師らのスポーツ科学研究グループと共同で、野球の投手の投球時に手のひらがどう動くかの筋活動の計測に世界で初めて成功したと発表した。 投手は投げる球種(ストレート、カーブなど)によって手のひらの筋活動も変わる。研究グループは、「切り紙」から着想を得た伸縮配線と、電子ナノ絆創膏を組み合わせた、新しいウェアラブル筋電計測デバイスを開発し、ピッチャーの手のひらの筋肉がどのように動くのかの計測(表面筋電図計測)に成功した。 高分子ナノ薄膜からなる超薄型電極「電子ナノ絆創膏」と組み合わせることで、投球時の手のひらの筋活動をリアルタイムで計測することに成功した。 本研究成果は、12月12日(英国時間)に英国の科学誌「NPG Asia Materials」オンライン速報版で公開される。 |