2019年12月16日
旭化成アメリカ、ノバイ事務所を開設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭化成
ノバイ事務所外観

旭化成は16日、米国子会社の旭化成アメリカ(本社:米国ニューヨーク州、有馬大地社長)が、米国ミシガン州ノバイ市にノバイ事務所を開設したと発表した。北米で自動車関連分野の市場拡大を図るのが目的。

同社は北米では、自動車関連で使用されるカーシート素材、コンパウンド樹脂、バッテリーセパレータ、電子部品などの製造や販売、顧客への技術支援活動などを展開中で、大手自動車メーカーにも採用されている。

旭化成は2017年に27品目の部材・システムを搭載するコンセプトカー「AKXYTM(アクシー)」を発表したのに続き、2019年5月には、快適な車室空間を具現化した未来型のコンセプトモック「AKXYTM POD」を発表し人気を集めた。

米国ミシガン州デトロイトには、自動車ビッグスリーの本社があり、ノバイ周辺には多くの部品メーカーが活動している。旭化成アメリカが事務拠点を設置するうえで最適と判断した。


ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1576468704.pdf