2019年12月19日 |
カネカと大成建設「外壁と一体化の太陽光発電」開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:カネカ、大成建設 |
カネカと大成建設は19日、建物の外壁や窓と一体化した太陽電池外装システム「T Green Multi Solar 」を共同開発したと発表した。高い発電効率と採光・眺望・遮熱・断熱の各機能を備え、意匠性にも優れる。 災害時には独立した非常用電源としても機能する。 建物の屋上などに太陽光発電設備を計画する場合は設置スペースが限られるが、両社はそれぞれの技術を組合せて、外壁・窓などの外装を利用した太陽電池システムを開発した。 ■ 外装システムの特長 (1) 2つのタイプ(外装パネルと窓ガラス用シースルータイプ)を組み合わせ、建物様々に適用できる (2) 外装材として耐久性、優れた施工性を有し、発電を30年以上持続可能 (3) 災害時に独立した非常用電源として機能する 今後、両社は同システムを都市型ZEB(ZEB:ゼロ・エネルギー・ビル)を実現する創エネルギー技術として、環境経営に取り組む企業などに対して積極的に販売展開していく方針だ。 ニュースリリース参照 外壁・窓で発電する外装システム「T-Green Multi Solar」を開発 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1576721450.pdf |