2019年12月20日
ダイセルの“ディスプレイぎらつき度”測定法 JIS制定
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:ダイセル

ダイセルは20日、コマツNTC(本社:富山県南砺市、杉野高広社長)と共同開発したディスプレイ上のぎらつき現象測定方法が、同日付で日本産業規格(JIS)「ディスプレイのぎらつき度合の求め方」(規格番号JIS C 1006)として制定されたと発表した。

同社が“ぎらつき“を数値測定する方法として(一財)日本規格協会に規格化を提案し、「新市場創造型標準化制度」を活用して、世界で初めて規格制定された。

これまで、ぎらつきの度合いは人間の感覚によって判断されていたが、ダイセルは長年のフィルム技術を生かしてコマツNTCと共同で、科学的に数値測定する方法と装置を開発した。

これにより、メーカー間での客観的な評価や品質保証の効率化が期待され、取引きの円滑化促進や国内メーカーの国際市場競争力向上に貢献するとの見方も広がっている。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1576827837.pdf