2019年12月23日 |
出光興産、EV、HEV向け専用フルードを開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:出光興産 |
出光興産は23日、電気自動車(EV)、ハイブリッド車(HEV)の駆動ユニット E AXLE の性能向上を図る専用フルード「IDEMITSU E AXLE FLUID」を開発したと発表した。多様な E AXLE ユニットに対応するべく3種類のラインアップで、減速機の潤滑、クラッチ係合、モータ冷却等の性能向上を実現します。 E AXLEとはモータ、インバータ、減速機を一体化させた駆動ユニットのこと。MT、AT、CVT等のトランスミッション用フルードの開発で培ってきた多くの技術、知見を活用し、今回、減速機の潤滑、クラッチ性能、モータ冷却性を有する E AXLE 専用フルードを開発した。 E AXLE は最小限の設計変更でエンジン車をHEV化できる。EVにも適用可能なため、欧州や中国の自動車メーカーを中心に採用されている。このため、既存のオートマチックトランスミッション用フルードよりも E AXLE に適合する新たな専用オイルが求められる。 E AXLE フルードはOEM(相手先ブランド生産)製品として、同社の潤滑油販売拠点から世界28カ国以上で展開する。また、今後は出光ブランド製品としての販売も検討していく方針だ。 ニュースリリース https://www.idss.co.jp/news/2019/191223.html |