2019年12月24日 |
AGC、ロボット活用し年1万時間以上業務削減へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:AGC |
AGCは24日、2020年1月からRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の本格展開を開始し、2020年末までに、年間10,000 時間以上の業務時間削減をめざすと発表した。 近年、企業の競争力を高めるために、デジタル技術を用いた業務プロセスの高効率化が重要になっている。PC上の定型業務をロボットにより自動化するRPA の活用が注目されている。 ただ素材製造業の場合は、金融業などと異なり、業務内容が多岐にわたる上、共通的な定型業務が少なく、RPA の本格導入は難しいと考えられていた。 AGCは、2018年2月から各拠点およびグループ会社に対して、RPA適用の提案を行ってきた。その結果、経理、研究開発などの間接部門を中心に計70 台のロボットを導入し、会計システムの伝票入力業務や購買管理システムでの検収管理業務を自動化を進めた。これにより、2019年9月末時点で導入前と比べて、年間4200 時間の業務時間削減に成功した。 今後は対象業務をさらに広げる。地域も欧米・アジアの各拠点に拡大し、2020年末までに年間10,000時間以上の業務時間削減をめざす。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1577163049.pdf |