2019年12月26日
NEDO、産総研・神戸大などに「洋上風況調査」委託
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:NEDO

NEDOは26日、着床式洋上ウィンドファーム開発支援事業(洋上風況調査手法の確立) の実施体制について、産業技術総合研究所(産総研)、神戸大学、イー・アンド・イーソリューションズ、日本気象、日本海事協会の5者に委託することを決めたと発表した。

洋上ウィンドファーム事業の推進には、精度の高い風況データの取得が不可欠だが、洋上での観測タワー設置には多大なコストを要する。このため現在はドップラーライダー(レーザー光を発射する)等のリモートセンシング技術を活用した観測が行なわれているが、風速の乱れ成分の観測や沖合での風速分布等を観測する手法はまだ確立されていない。

このためNEDOは、新たにリモートセンシング技術を活用した、日本の海域における洋上風況の合理的な観測手法を確立するための技術開発を行う。