2020年01月06日 |
エーザイ、中国で自社創製の抗てんかん剤新発売 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:エーザイ |
エーザイは6日、自社創製の抗てんかん剤「フィコンパ」 (一般名:ペランパネル)について、12 歳以上の部分てんかん併用療法を適応でとして、中国で新発売したと発表した。 中国のてんかん患者数は約900万人(推定)、そのうち約60%が部分てんかん患者で、約40%に併用療法が必要とされている。てんかん患者の約30%は、アンメット・メディカル・ニーズの高い疾患となっている。 「フィコンパ」は、中国国家薬品監督管理局(National Medical Products Administration)に2018年9月に承認申請した。優先審査品目に指定され、2019年9月に新薬承認を取得した。 「フィコンパ」は、エーザイ筑波研究所で創製されたファースト・イン・クラスの抗てんかん剤で、1日1回投与の経口錠剤。同剤は、グルタミン酸によるシナプス後膜のAMPA 受容体を選択的かつ非競合的に阻害し、神経の過興奮を抑制する効果がある。 ニュースリリース参照 https://www.eisai.co.jp/news/2020/pdf/news202001pdf.pdf |