2020年01月16日
NEDO、燃料電池利用拡大へ 基盤・先端技術公募へ
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:NEDO

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、第5次エネルギー基本計画に基づき、2030年以降の実装化をめざして高効率、高耐久、低コストの燃料電池システム(水素貯蔵タンク等を含む)開発に着手する。そのために必要な基盤技術や生産プロセスの開発実施者を広く企業・大学等一般から募集する。

公募期間は2020年2月下旬~4月上旬とし、3月上旬には公募説明会を開催の予定。

<募集内容>
(1)共通課題解決型基盤技術開発
 2030年以降のFCVや業務・産業用燃料電池への実装を目指して、固体高分子形燃料電池や固体酸化物形燃料電池等に関する要素技術を開発する。
(2)水素利用等高度化先端技術開発
 2030年以降の更なる燃料電池システムの低コスト、高性能、高耐久に資する水素貯蔵関連技術やその他多様な水素関連技術の高度化に資する技術を開発する。
(3)燃料電池の多用途活用実現技術開発
 2030年までの燃料電池ユニット等の多用途展開を目指して、エネルギーマネジメント要素も含めた実証事業等を行う。燃料電池システムのコスト低減を実現するため革新的な生産技術を開発する。