2020年01月16日 |
デンカの高機能フィルム、隈研吾氏のパビリオン棟に |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:デンカ |
デンカは16日、建築構造膜用途へ展開中の高機能フッ素系フィルム「TEFKA」が、建築家・隈研吾氏の監修によって東京・晴海に建設されるイベント施設「CLT PARK HARUMI パビリオン棟」に採用されたと発表した。 「TEFKA」は、フッ素系樹脂のフィルム製膜・加工技術を活かして開発した。耐候性・難燃性・二次加工性などに優れ、ガラス並みの高い透明性及び光透過性を持つ。今回、CLT(木質系材料)を使用した建築物向けに初採用となった。 隈研吾氏は、東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場をデザインしたことで知られる。 同氏はデンカの同フィルムを採用したことについて「ガラスより軽く、柔らかいので丸めて持ち運ぶことができる。移築するのにぴったりの素材で、僕らが求める完璧な透明性がある」とコメントした。 【 CLT PARK HARUMI の概要 】 ◇所在地:東京都中央区晴海3 丁目2 番15 号 ◇建物用途:展示施設 ◇事業主:三菱地所 ◇デザイン監修:隈研吾建築都市設計事務所 施設の詳細は公式ホームページ(https://www.harumiclt.com/) <ニュースリリース参照> https://www.denka.co.jp/storage/news/pdf/684/20200116_denka_tefka_clt_park_harumi.pdf |