2020年01月31日
経産省 12月鉱工業、基調判断「生産は弱含み」
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経済産業省が31日発表した12月の鉱工業生産指数速報(2015年=100、季節調整済み)は、生産が前月比1.3%上昇の98.9、出荷は0.0%の96.4、在庫は1.6%上昇の105.0だった。生産は3カ月ぶり、在庫は2カ月ぶりの上昇となった。

製造工業生産予測調査によると、1月は前月比3.5%の上昇、2月は同4.1%の上昇だった。
基調判断は「総じてみれば、生産は弱含み」とした。

業種別にみると、生産が上昇した業種は、フラットパネルディスプレイなどの生産用機械工業(15.9%増)、液晶パネルなどの電子部品・デバイス工業(3.3%増)、化学工業(除医薬品)(2.9%増)など15業種のうち6業種だった。低下したのは9業種で自動車工業は4.3%の低下、プラスチック製品工業は0.1%のマイナスだった。

化学工業(除、医薬品)は、生産が前月比0.8%上昇の103.8、出荷は0.5%%上昇の99.7だった。在庫は0.4%上昇の124.1となった。生産は4カ月ぶり、出荷は3カ月ぶりの上昇となった。