太陽電池が採用された国立競技場

カネカは3日、同社の高効率結晶系シースルー太陽電池が、国立競技場に採用されたと発表した。
一般建築物の天窓や窓などの開口部向けに開発した太陽電池で、透明のガラス窓のような意匠を備えつつ太陽光で発電し、採光性と眺望性を確保している。

ゼロ・エネルギー・ビル（ ZEB ）に貢献 する創エネルギー技術として、環境経営や BCP を強化する企業、公共施設 などに 積極的に提案しており、採用検討が進んでいるという。

同社は住宅向け太陽光発電システムに加えて、住宅以外の建物や高層ビルなどの建築物の壁や窓など、あらゆる個所に設置でき、建築物デザイナーの意匠要求にも応えられる太陽電池製品を開発してきた。 今後も、独自の太陽電池製品と設計提案、工法提案を強化し、環境・エネルギー問題へのソリューションを提供していく方針だ。

＜ニュースリリース参照＞
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1580782240.pdf

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