2020年02月06日 |
丸紅、タイ発電公社向けに発電最適化実証へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:丸紅 |
丸紅は6日、タイ王国発電公社(EGAT)との間で、マエモ火力発電所11・13号機(各300MW)を対象に、発電最適化に向けた実証事業実施のための協定書を5日締結したと発表した。 IoTを活用して取得した運転データをもとに、AI・ビッグデータ解析による発電効率改善と信頼性向上を目指すもので、NEDOプロジェクト(低炭素技術による市場創出促進事業)の一環。 タイではパリ協定に従い、2030年までに05年比20%~25%の温室効果ガス削減を目標に掲げている。今回の実証事業は、現在稼働中の発電施設を最適化することで温室効果ガスの削減と電力の安定供給という2つの課題を同時に解決するための施策となる。 丸紅は現在、全世界に総発電容量約39GW、持分発電容量で約11.5GWの発電資産を保有し事業運営しており、タイでの実証事業には、これらの知見・ノウハウを生かす。 ニュースリリース参照 https://www.marubeni.com/jp/news/2020/release/2020020601J.pdf |