2020年02月06日 |
クラレ、中国本土への社員の出張「原則禁止」 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:クラレ |
クラレは6日、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化する中国本土へのグループ従業員の出張を原則禁止したと発表した。 同社はグループ従業員の安全確保のため、世界保健機構(WHO)や外務省などの発表をもとに、自社の危機管理基準に基づき、地域ごとに警戒レベルの発信および出張可否の決定を行っている。 今回の新型コロナウイルス感染では1月24日に対策チームを設置し対応策を検討してきた。 【グループ従業員への対応(2月6日時点)】 (1)中国本土(香港・マカオ・台湾は含まない。以下同様)への出張の原則禁止 :中国本土以外のグループ会社従業員の中国本土への出張を原則禁止する。 (2)中国本土からの海外出張の原則禁止 : 中国本土の拠点に勤務する従業員(駐在員含む)の中国国外への出張を原則禁止する。 (3)中国本土から一時帰国している駐在員の出社や取引先への訪問の一時制限 :中国本土から一時帰国している駐在員については、帰国後10日間、出社や取引先への訪問を原則禁止とし、電話会議・Web会議等を活用した在宅勤務を義務付ける。 クラレグループは、中国本土には上海を中心に13のグループ会社を持つが、湖北省武漢市には拠点はない。今後の対応については、中央政府や地方政府の方針に従うとしている。 ニュースリリース参照 https://www.kuraray.co.jp/news/2020/200206 |