2020年02月17日
【化学業界ランキング(第3四半期)】(1)売上高
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化学業界各社の第3四半期決算が出そろった。中国経済の減速や石油化学製品の市況下落などが逆風となり、各社とも苦戦を強いられた。主要20社の業績をランクしてみると、売上高で前年比増収は旭化成と日本化薬の2社のみだった。だが、旭化成の増収は微増で、同社はその後「市場環境に改善が見込めない」との理由から、3月期通期予想を下方修正した。ここえきて新型ウイルス問題も出てきた。先行きについて、各社とも警戒感を強めているようだ。

【化学業界ランキング(第3四半期)】(1)売上高 単位:百万円 ( )前年同期比%
(1)三菱ケミ HD :2,730,767(△4.9)
(2)住友化学  :1,650,733(△3.7)
(3)旭化成   :1,588,532(0.6)
(4)信越化学  :1,174,011(△2.7)
(5)三井化学  :999,052(△10.4)
(6)昭和電工  :906,454(△8.6)
(7)東ソー   :591,780(△8.4)
(8)宇部興産  :497,867(△7.9)
(9)カネカ   :452,467(△3.2)
(10)クラレ   :428,914(△4.7)
(11)JSR    :359,076(△4.6)
(12)ダイセル  :312,791(△12.4)
(13)デンカ   :288,655(△7.0)
(14)日本ゼオン :242,553(△4.7)
(15)トクヤマ  :236,543(△0.7)
(16)日本触媒  :227,105(△12.3)
(17)東亞合成  :144,955(△3.4)
(18)日産化学  :138,042(△2.7)
(19)日本化薬  :131,825(2.3)
(20)三洋化成  :117,728(△4.4)

(注)決算期が12月の昭和電工、クラレ、東亞合成の3社は1~9月期業績。