2020年02月25日

JAL・JXTGなど4社、廃プラを航空機燃料 利用へ

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：JXTGエネルギー

日本航空（JAL）、JXTGエネルギー、日揮、丸紅の4社は25日、廃プラなどの産業廃棄物・一般廃棄物から代替航空燃料を日本で製造・販売する ことについての事業性調査を共同実施すると発表した。 米国の代替航空燃料製造企業である Fulcrum Bio Energy社 の技術を活用して、リサイクルできず、国内で焼却・埋立処理されている、廃棄プラスチックなどの産業廃棄物や一般廃棄物を原料に「国産」代替航空燃料の製造 ・販売、サプライチェーン構築に向けて事業性評価を実施する。 JALなど4社は先に、大成建設および産廃処理専業のタケエイ（東京都港区、阿部光男社長）と同調査を共同で実施する覚書を締結済みだ。 参画各社はそれぞれの専門性を生かし、今年中に廃棄物 の収集・処理システムのや製造プロセスの技術評価、製品のロジスティックス評価、CO2排出量削減効果等の検証を終える予定。同調査の結果を踏まえて、20年代前半に実証設備の導入、さらに2025年頃の商用機着工を目指す。 ニュースリリース https://www.noe.jxtg-group.co.jp/newsrelease/20200225_01_2011051.pdf