2020年02月26日

AGCと荏原冷熱　国立競技場にターボ冷凍機

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：AGC、荏原製作所

荏原冷熱システム（本社：東京都大田区、庄野道社長）は26日、AGCの生産する環境対応型新冷媒を使用した「ノンフロン高効率ターボ冷凍機「RTBA型」を、国立競技場の空調用熱源機器として納入したと発表した。 納入した新冷媒は「AMOLEA 1224yd」で、今後も様々な施設へ展開していく方針だ。 荏原冷熱システムは、AGCの新冷媒を使用した冷凍機を開発し、2018年以降商業・宿泊施設や化学プラント等の施設に設置してきた。 第21回オゾン層保護・地球温暖化防止大賞では審査委員会特別賞を受賞しており、これらの実績が今回の国立競技場への設置につながった。 AGCは、「冷媒や溶剤としての性能はそのままに、地球温暖化係数を大幅に低減」をコンセプトとする次世代冷媒・溶剤ブランド AMOLEAR（アモレア）の1グレードとして、地球温暖化係数が従来品の1/1,000以下となる新冷媒の開発に成功した。2018年から販売を開始した。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1582706622.pdf