2020年02月27日 |
デンカ、大牟田工場にイノベーション拠点竣工 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:デンカ |
デンカは27日、大牟田工場(福岡県大牟田市)に建設していた新総合事務所「Omuta Innovation Hub(オオムタ イノベーション ハブ)」が竣工したと発表した。地上3階建て、延床面積約4,000m2。 同工場の歴史は古く、1916(大正5)年に大牟田の石炭コンビナート地帯を背景にカーバイド、石灰窒素肥料を製造する無機化学製品工場として操業を開始した。その後、高温処理技術や窒化反応技術を発展させ、電子部品や高機能セラミックス製品を生産してきた。 「Omuta Innovation Hub」は、製造部門と間接部門が一体となって業務プロセス改革や、働き方改革により生産性向上を図ることを目的として設立した。これまで点在していた製造、研究、生産技術部門を集約し、工場のハブ(中枢)として一体的・機能的な運営を実現する。また、コミュニケーションしやすい未来型のレイアウトを採用、快適な職場環境を提供する。 デンカは同施設の完成を機に、大牟田工場を将来に向けた新たな製品開発を創出するイノベーション拠点とするとともに、地域社会貢献できる「世界の工場」として持続的な成長を目指す。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1582785138.pdf |