2020年03月10日
長瀬産業、欧州でウェアラブルディスプレイ光学部品
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:長瀬産業

長瀬産業は、グループ会社のInkron(本社:フィンランド)が、産業用ガラスメーカーSCHOTT社(ドイツ)、半導体製造装置メーカーEV Group社(オーストリア)および光学部品メーカーのWaveOptics社(イギリス)と協業して、次世代ウェアラブルディスプレイ向けの光学部品を開発したと発表した。

次世代デバイスとして注目されている拡張現実(AR)/複合現実(MR)ウェアラブルディスプレイ向けの光学部品を開発した。

今回、AR/MRウェアラブルディスプレイを構成する部品の一つである光導波路の大量生産を可能にする300mmガラスウェハープロセスを開発した。SCHOTT社の高屈折ガラス(屈折率1.9)を基板に、Inkron社の高屈折ナノインプリントコーティング材(屈折率1.9)、EVG社のナノインプリントリソグラフィ技術、さらにWaveOptics社の独自設計による光導波路構造を組み合わせて生産する。


ニュースリリース参照
https://www.nagase.co.jp/assetfiles/news/20200309-1.pdf