2020年03月12日
デンカのドイツ子会社、ノロウイルスワクチン開発加速
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:デンカ

デンカは12日、100%子会社の独・Icon Genetics GmbH(アイコン社)が、ヘルスケア事業強化のため、ドイツ・ザクセンーアンハルト州ハレ市と、新施設建設のための用地取得契約を締結したと発表した。

アイコン社は1999年設立のバイオ医薬品研究・開発会社。資本金25千ユーロでデンカが100%出資。

デンカはアイコン社を中心に同社の技術プラットフォーム「magnICON(マグニコン)」を用いて、ノロウイルスワクチンや検査試薬に使われる原料等の研究開発を行っている。ノロウイルスワクチンは、欧州での第1相臨床試験の治験届を2月に提出した。

アイコン社は、ハレ市の Weinberg Campus(ヴァインベルク キャンパス)技術団地に約5万m2の用地を取得し、研究開発、製造等の中核拠点となる施設を建設する。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1583979735.pdf