2020年03月12日 |
AGC、ガラスの輸送に「パレットIoTシステム」導入 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:AGC |
AGCは2日、ガラス輸送に使用されるパレットの位置管理システムとして「パレットIoTシステム」を独自に開発・導入し、3月2日から第一弾として大型パレット約1,400台の運用を開始したと発表した。 ガラスパレットとは、ガラスを輸送する際に使用する荷台のことで、鉄製のリターナブルタイプが使われる。だが回収不能となりやすく、年間約1割の補充が必要となっていた。 パレットの追加製作にコストがかかるだけでなく、パレットの所在地が把握できず、必要な状況・場所で不足するなど、物流業務の非効率化に繋がっていた。 AGCはこれらの課題を解決するため、独自に「パレットIoTシステム」開発し、2日から運用開始した。 アルプスアルパイン社製の物流資材管理用IoTモジュール「物流トラッカー」から送信される情報を地図上に表示し、各パレットの位置情報、移動履歴、滞留情報などを可視化する。パレットの位置や動きをリアルタイムで把握することにより、輸送業務の効率化を実現した。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1583979611.pdf |