2020年03月25日 |
旭化成の米子会社 ZOLL「人工呼吸器」生産25倍増 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成は25日、米国子会社の ZOLL Medical Corporation(本社:米国マサチューセッツ州)が 、新型コロナウイルス感染の世界的な拡大に伴う人工呼吸器の需要増に対応するため、生産数を現在の約25倍に相当する1万台/月に増やすことを決めたと発表した。 新型コロナウイルスの感染は世界規模で急拡大しており、 医療現場では重症患者に必要な人工呼吸器の不足が深刻化している。このためZOLLでは急ぎ人工呼吸器の生産能力増強を決めた。すでに米国に拠点を置く部品メーカーに対して、部品の供給量を増やすよう求めるなど増産を開始した。 旭化成によると、ZOLL社の人工呼吸器には高性能の内部フィルターシステムが装備されており、適切な医療体制が整っていないような環境下でも高い作業性を発揮する。細菌/ウイルスフィルター、薬用フィルター等の取り付けも可能だ。携帯性、耐久性、安全性に優れ、過酷な環境のもとでも使いやすいため、患者だけでなく医療従事者にも広く使用されているという。 詳細はホームページ : https://www.zoll.com ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1585116906.pdf |