2020年03月27日 |
三井物産、コロナ影響などで500~700億円減損発生 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:三井物産 |
三井物産は27日、新型コロナウィルスの感染拡大やこれに伴う商品市況の下落による今3月期業績への影響について、「500億円から700億円程度の減損等損失が発生する可能性がある」と発表した 同社は、前回(2月4日)公表した、2020年3月期通期連結業績予想で、当期純利益として4,500億円(親会社の所有者に帰属する当期利益)を見込んだが、以下の要因により当期利益に対して約500億円から700億円程度の減損等損失を認識する可能性があるとした。当期の基礎営業キャッシュ・フローへの影響は限定的としている。 <減損損失要因> ◆商品市況の下落による影響 新型コロナウィルスの影響に加え、OPECプラスで減産合意が決裂したことによる原油価格の急落により、米国におけるEagle Fordシェールガス・オイル事業、イタリアにおけるTempa Rossa油田事業を中心として、石油・ガス開発事業の固定資産において減損損失が発生する見込みとなった。 ◆その他 事業環境の悪化及び世界的な株式市場の混乱に伴う当社保有上場株式の価値の下落により、一部のセグメントにおいて、固定資産の減損及び株式の時価評価に伴う評価損を計上する可能性がある。 ニュースリリース https://www.mitsui.com/jp/ja/release/2020/1231061_11207.html |