2020年04月06日 |
富士フィルム、大容量データ管理ソフトウェア発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フィルムは6日、ユーザーのもとで快適にペタバイト・クラスの大容量データを管理できるソフトウエアを同日から発売すると発表した。 「オブジェクト アーカイブ」は、データの容量拡張性と検索性に優れた“オブジェクト形式のストレージ”を磁気テープで実現したソフトウエア。低コストで安全にデータの長期保管ができ、今後さらに増大するデータストレージ需要に応えることが可能となる。 現在、データの保管は、階層的なツリー構造によって分類し管理する「ファイル形式のストレージ」を用いるのがふつうだが、データ容量の増加に伴い処理速度が低下するなどの課題がある。 「オブジェクト形式のストレージ」は、データを構造化せずに管理するため、保存できるデータ容量を簡単に拡張出きる。また、個々のデータに任意のメタデータを付与することで素早く正確にデータの検索ができる特長も有する。価格はオープン。 <用語の解説> ◆1ペタバイト=1,000,000GB。 <ニュースリリース参照> https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1586149785.pdf |