2020年04月07日
武田薬品、希少肺がん一次治療 欧州で承認取得
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業は7日、ALUNBRIG(一般名:brigatinib)が、ALK陽性非小細胞肺がんに対するファーストライン治療として欧州委員会の承認を取得したと発表した。

ファーストライン治療としてのALUNBRIGがクリゾチニブと比較して、全般的および頭蓋内病変に対する有効性において、有意な改善を示した臨床第3相ALTA-1L試験の結果に基づいて取得したもので、約1万人の欧州のALK陽性非小細胞肺がん患者に新たなファーストライン治療の選択肢を提供する。

今回の承認は、ALK阻害薬による前治療歴のないALK陽性局所進行性または転移性非小細胞肺がん患者を対象に、ALUNBRIGの安全性および有効性をクリゾチニブと比較した臨床第3相ALTA-1L試験の結果に基づいて取得した。
同試験の結果、ALUNBRIGはクリゾチニブと比較して有意な抗腫瘍活性を示した。


ニュースリリース
https://www.takeda.com/jp/newsroom/newsreleases/2020/20200407-8148/