2020年04月10日 |
アステラス製薬の骨髄白血病剤、中国で承認申請受理 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は10日、1日1回経口投与による、難治性のFLT3遺伝子変異陽性急性骨髄性白血病(AML)治療薬として開発中のFLT3(FMS-like tyrosine kinase 3)阻害剤gilteritinib(製品名:ギルテリチニブ)について、中国の国家薬品監督管理局(NMPA)から新薬承認申請を受理したとの通知を受けたと発表した。 AMLは血液と骨髄に影響を及ぼすがんで、加齢とともに患者が増加え、中国では毎年約80,000人が新たに白血病を発症している。AMLは、成人の白血病の中で最もよく見られるタイプの1つ。 <用語の解説> ◆ギルテリチニブとは : ギルテリチニブは、アステラス製薬と寿製薬の共同研究によって見出された。アステラス製薬はギルテリチニブについて、全世界での開発、製造、ならびに商業化に関する独占的な権利を有する。現在までに「再発又は難治性のFLT3遺伝子変異陽性の急性骨髄性白血病」を効能・効果として、米国、日本、欧州、カナダ、韓国、ブラジル、およびオーストラリアで承認され、日本では「ゾスパタ錠」、米国・欧州では「XOSPATA」の製品名でアステラス製薬が発売している。 ニュースリリース https://www.astellas.com/jp/system/files/news/2020-04/20200410_jp_1.pdf |