2020年04月23日 |
3月の石化品生産大幅減、19年度エチレン生産628万トン |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:石油化学工業協会 |
石油化学工業協会は23日、3月のエチレンおよび誘導品17品目の生産実績を発表した。 春の定修シーズン入りと、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要弱含みの影響で生産は全く振るわず、エチレンをはじめ各誘導品いずれもも大幅減産となった。(芳香族3品目はデータ集計が間に合わず) エチレンの生産量は453,600トンで、前月比▲13.2%(69,100トン)、前年比▲19.3%(108,700トン)だった。 定修は2社2プラント、平均稼働率は88.7%だった。 誘導品はBTXを除く14品目のうち前年比プラスはPSのみで、あとはマイナスだった。 そのマイナス幅も、HDは前年比36%減、酸化エチレン同37%減、エチレンオキサイド同43%減など大幅な落ち込みとなった。 2019会計年度(令和元年度)のエチレン生産量は6,282.3千トン(前年度比1.6%増)となった。 ニュースリリース ・石油化学製品生産実績 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1587618671.pdf ・4樹脂 生産・出荷・在庫実績 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1587618671.pdf ・MMA 生産・出荷・在庫実績 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1587618671.pdf |