2020年05月07日 |
丸紅・3月期利益 1902億円の赤字 新型コロナ響く |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:丸紅 |
丸紅が7日発表した2020年3月期連結決算は、当期利益が1,902億円の赤字となり、前年同期の2,393億円の黒字から一挙に4,295億円減と大幅減少した。売上高は6兆8,276億円で同7.8%のマイナスとなった。 昨年12月の米中通商協議の部分合意で、一時的に景況感の悪化は回避されたが、年明け以降、中国から世界に新型コロナウイルスの感染が広がり、世界各地で外出制限などの感染拡大防止策が講じられた。その結果、各国の経済活動が大幅に制限され、金融市場の混乱や一次産品価格の下落が生じた。とくに原油の下落、自動車生産の減少は各国の産業界に大きな影響を与えた。収益は食料、化学品、アグリ事業等で減収となった。 【丸紅・2020年3月期(連結)業績】 単位:百万円 ( )前年同期比% ◇売上高 6,827,641 (△7.8) ◇営業利益 133,875(△22.6) ◇税引前利益 △165,935(ー) ◇当期利益 △190,191(ー) ◇親会社の所有者に帰属する当期純利益 △197,450 (ー) ◇1株当たり純利益 △116.03円 (130.74円) <2021年3月期通期(連結)業績予想> ◇親会社の所有者に帰属する当期純利益 100,000百万円(ー) ニュースリリース https://www.marubeni.com/jp/news/2020/release/00009.html |