2020年05月08日 |
AGCの太陽光発電ガラス、高輪ゲートウェイ駅に採用 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:AGC |
AGCは8日、同社の太陽光発電ガラスが、3月14日に開業した、JR東日本「高輪ゲートウェイ駅」(東京都港区)に採用されたと発表した。 東京山手線で30番目の駅。ゲートウェイとは本来玄関口の意味。東京と世界をつなぐ拠点にと広く駅名を募集して名付けた。建築家の隈研吾氏が設計した。斬新で明るいデザイン。折り紙をモチーフにした大屋根と、「和」をイメージした柔らかな外観に特徴がある。 省エネ、再生エネなど、さまざまな環境保全技術を盛り込んだ「エコステ」としても知られる。大屋根には熱反射率が高い膜屋根を採用し、温度を上昇させずに外光を採り入れられるように工夫した。 AGCの「サンジュールR」シリーズが、こうした注文にぴったりと応え、環境と快適性を両立させた。太陽光発電機能とガラス特有の明るい空間を併せ持つと評判だ。 <用語の解説> ◆建材一体型太陽光発電モジュール「サンジュールR」 :合わせガラスを基本とした採光型、大型のモジュールによる太陽光発電システム商品。ガラスの間に太陽光発電セルを封入し、庇やファサードのガラスで創エネが可能。解放感と熱遮蔽性能を兼ね備え、意匠性も高く、外観・内観ともにデザインの自由度が豊富。昨今は様々な場所で環境への配慮が求められているが、サンジュールはZEBにも貢献する。 製品HP: https://www.agc-gk.com/bldg/products/sunjoule/ ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1588912219.pdf |