2020年05月21日 |
東ソー、新型コロナ抗体検出試薬開発に着手 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:東ソー |
東ソーは21日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対するウイルス抗体検出用の検査試薬開発に着手したと発表した。同社が市場展開する全自動化学発光酵素免疫測定装置AIAR-CL シリーズ向けの専用試薬として、今年度内の発売をめざす。 同社は免疫測定検査試薬の特徴であるモノテスト&凍結乾燥技術をベースとした迅速、高感度な検査試薬の開発を進めてきた。全自動装置であるAIAR-CL シリーズと組み合わせることで、簡便かつハイスループットな測定環境を提供する。血清採取から約15分で結果が得られる。 同社はまた、遺伝子検査法の一種であるTRC法を用いた新型コロナウイルス検査キットの開発にも取り組んでおり、 既存の自社製品である自動遺伝子検査装置(TRCReady-80)を使用することで新型コロナウイルスを簡便かつ短時間(約50分)に検証できる検査キットの開発を急いでいる。 ニュースリリース参照 https://www.tosoh.co.jp/news/assets/newsrelease20200521.pdf 関連ファイル(検査キットの開発:2020年2月21日付) https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1582258256.pdf |