2020年05月22日 |
大日住友薬、米でパーキンソン病舌下フィルム剤承認 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:大日本住友製薬 |
大日本住友製薬は22日、米国子会社のサノビオン社が、舌下投与フィルム製剤の「KYNMOBI(キンモビ)」(一般名:アポモルヒネ塩酸塩水和物)について、米国食品医薬品局(FDA)から、パーキンソン病に伴うオフ症状の改善剤として承認取得したと発表した。 パーキンソン病に伴うオフ症状(既存の病薬では十分な効果が現れない現象)の治療剤として、米国で初めて承認された舌下投与フィルム製剤で、サノビオン社は今年9月に米国で発売する予定だ。 パーキンソン病に伴うオフ症状は、適切な薬物治療を行っていても再発または悪化するパーキンソン病症状(運動症状および非運動症状)であり、筋肉の硬直やふるえなど起こる。同剤は舌下で溶解するため、患者は必要な時にオフ症状を改善することができる。 ニュースリリース参照 https://www.ds-pharma.co.jp/ir/news/pdf/ne20200522.pdf |