2020年05月26日 |
出光興産・3月期 最終損益229億円の赤字 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:出光興産 |
出光興産が26日発表した20年3月期連結決算は、最終損益が229億円の赤字で、前期の814億円の黒字から1,043億円の大幅減益となった。ガソリン消費の落ち込みや、暖冬による灯油、電力向け重油等の需要減少が響いた。米中貿易摩擦や中国経済の急減速など先行きに不透明感が増すなか、新型コロナウイルスの影響で景況感がさらに悪化した。石油化学製品は需要は堅調だったが、一部に新規装置稼働による供給過剰がみられた。 【出光興産・2020年3月期(連結)業績】 単位:百万円 ( )前年同期比% ◇売上高 6,045,850( 36.6 ) ◇営業利益 △3,860 ( ― ) ◇経常利益 △13,975( ― ) ◇当期純利益 △22,935( ―. ) ◇1株当たり純利益 △76.31円 ( 401.63円 ) <2021年3月期通期(連携)予想> ◇売上高 3,900,000( 36.6 ) ◇営業利益 60,000 ( ― ) ◇経常利益 30,000( ― ) ◇当期純利益 5,000( ―. ) ◇1株当たり純利益 16.82円 (注)昭和シェル石油が2019年4月1日付で特定子会社となったが、20年3月に実施した減資に伴い、特定子会社に該当しない子会社となった。 |