2020年05月27日
三菱ケミ子会社、コロナ感染防止に水溶性バッグ
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱ケミカル

新型コロナウイルスの感染防止に関心が集まる中、三菱ケミカルは27日、同社の水溶性フィルム「ハイセロン」製のランドリーバッグを、子会社の大成化薬(本社:大阪市中央区、津川美寛社長)を通じて製造販売すると発表した。

「ハイセロン」は、ポリビニルアルコールを原料とした水溶性フィルムで、強度や伸度に優れるほか、冷水溶解タイプと温水溶解タイプがある。国内の病院等で評価されていることもあり、このほど、月間20~25万枚を供給する体制を整えた。6月初旬から順次、医療機関などに向けて提供する予定だ。

ランドリーバッグの場合、使用済みのシーツや衣類に触れることなく洗濯ができるため、病院などの施設でウイルス感染防止に貢献できる。

<ニュースリリース参照>
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1590561639.pdf