2020年06月01日 |
アステラス製薬、新規前立腺がん剤、米学会で報告 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は1日、米国ファイザーと共同開発中の経口アンドロゲン受容体阻害剤であるエンザルタミド(一般名、製品名:XTANDIR)について、非転移性前立腺がん患者を対象に行ったアンドロゲン除去療法(ADT)とエンザルタミド併用投与群を、ADTとプラセボ併用投与群と比較した第3相臨床試験の最終解析結果を2020年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で報告したと発表した。 PROSPER試験のOS解析において、ADTとエンザルタミド併用投与群では、ADTとプラセボ併用投与群と比較して、死亡するリスクが27%減少した。OSの中央値は、ADTとエンザルタミド併用投与群では67.0カ月であったのに対し、ADTとプラセボ併用群では56.3カ月だった。 主要評価項目である無転移生存期間(MFS)については、ADTとエンザルタミド併用投与群では、ADTとプラセボ併用投与群と比較して統計学的有意に転移および死亡のリスクが減少した。 ニュースリリース参照 https://www.astellas.com/jp/ja/news/15881 |