2020年06月02日 |
塩野義の抗菌薬、米国で院内肺炎薬として優先審査 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:塩野義製薬 |
塩野義製薬は2日、新規抗菌薬「FETROJA」について、グラム陰性菌による院内肺炎(院内細菌性肺炎および人工呼吸器関連肺炎)治療を適応として、米国食品医薬品局(FDA)に適応追加を申請し受理されたと発表した。優先審査の対象品目に指定され、審査終了は今年9月27日。 同剤はグラム陰性菌の抗菌薬に対する複数の耐性獲得機序を克服した新規のシデロフォアセファロスポリン抗菌薬で、2019年11月にFDAからグラム陰性菌による腎盂炎を含む複雑尿路感染症治療を適応として承認され、現在米国内で販売している。今回の申請は、院内肺炎を対象とした国際共同試験の結果に基づいて行った。 また、同薬は欧州委員会(EC)からグラム陰性菌感染症治療薬として承認され、現在発売準備中である。 ニュースリリース参照 https://www.shionogi.com/jp/ja/news/2020/06/200602.html |