2020年06月04日 |
ダイセル、抗ウイルスのタッチパネル用保護フィルム開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:ダイセル |
ダイセルは4日、抗ウイルス機能を有する新たなタッチパネル用保護フィルムを開発したと発表した。 高い視認性や、ペーパーライクな書き心地の良さなどはそのままに、インフルエンザに代表されるエンベロープを有するウイルス、ならびにノロウイルスに代表されるエンベロープのないウイルスを大幅に減少させた。 日常生活で触れる機会の多いスマートフォンや、医療・教育現場で使用するタブレット端末、不特定多数が操作するタッチパネルのスイッチなどの保護フィルムとして使用することで、ウイルスによる感染リスクを低減させることができる。 エンベロープのあるウイルス、ないウイルスとも99.9%以上カットする抗ウイルス活性値を有する。 発売は2020年6月ごろの予定。抗菌製品技術協議会(SIAA)の「防菌/防カビ認証マーク」取得を準備。 <用語の解説> ◆エンベロープとは :一部のウイルスが持つ、脂質でできた二重の膜。アルコールで破壊されるため、これを持つウイルスにはアルコール製剤が有効とされる。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1591250157.pdf |