2020年06月05日 |
大日住友薬、自社創薬の「ラツーダ」11日発売 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:大日本住友製薬 |
大日本住友製薬は、統合失調症やうつ症状の改善に効果のある、非定型抗精神病薬「ラツーダ錠」の発売を11日から開始する。2020年3月25日付で製造販売承認を取得し、5月20日に薬価収載された。 同社が創製した独自の化学構造を有する非定型抗精神病薬で、ドパミン、セロトニン、セロトニン受容体に作用し、ヒスタミンおよびムスカリン受容体にはほとんど親和性を示さない。こうした構造から、統合失調症をはじめ各種精神症状や双極性障害のうつ症状への改善効果が認められている。 海外ではすでに、統合失調症治療薬として欧米を含む47カ国・地域、うつ症状治療薬として米国を含む7つの国と地域で承認されている。 「ラツーダ錠」は20mm(ルラシドン塩酸塩)~80mmの4種類。 薬価は「ラツーダ錠20mm」:1錠178円70銭 「同80mm」:1錠493円40銭。 ニュースリリース参照 https://www.ds-pharma.co.jp/ir/news/pdf/ne20200604.pdf |