2020年06月05日

アステラス薬、産学連携し「運動プログラム」開発

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：アステラス製薬

vアステラスは5日、神奈川県横浜市および横浜市立大学と連携して、科学的な根拠に基づいた2型糖尿病患者に対する運動療法のための運動プログラムを開発したと発表した。 　2型糖尿病患者には運動療法が有用であるとされ、文献にも2型糖尿病患者に対する有酸素運動やレジスタンス運動、あるいはその組み合わせによる運動療法は、血糖コントロールや心血管疾患のリスクファクターを改善させると指摘されている。 　 　アステラス製薬は、これまで医療用医薬品事業で培ってきた強みと異分野の技術・知見を融合し、横浜市および横浜市立大学との産官学連携により、科学的根拠に基づいた2型糖尿病患者に対する運動療法のための運動プログラムの開発を目指してきた。 　 　今回、同社は有酸素運動とレジスタンス運動（標的とする筋肉に抵抗をかける動作を繰り返し行う運動）を組み合わせた運動プログラムをデザインし、日本国内で実施した医学系研究によって、この運動プログラムの血糖コントロール改善に対する臨床的な有用性を確認した。 ニュースリリース参照 https://www.astellas.com/jp/ja/news/15886