2020年06月08日
アステラス製薬「ロキサデュスタット」主要項目達成
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:アステラス製薬

 アステラス製薬は8日、FibroGen 社(米カリフォルニア州)と共同開発中の低酸素誘導因子-プロリン水酸化酵素(HIF-PH)阻害薬ロキサデュスタット(一般名)について、第3相ドロマイト試験の結果を第57回欧州腎臓学会議/欧州透析移植学会議(ERA-EDTA 2020)で公開したと発表した。

 同試験では、保存期(透析導入前)の慢性腎臓病(CKD)(ステージ3~5)に伴う貧血患者を対象に、ロキサデュスタットの有効性と安全性をダルベポエチン アルファと比較評価した。
 
 その結果、24週投与時のヘモグロビン値の改善項目でロキサデュスタットは、ダルベポエチン アルファに対して非劣性(89.5% vs 78.0%)など、主要評価項目を達成した。差の95%CIの下限値は0を超えていた。


ニュースリリース
https://www.astellas.com/jp/ja/news/15891