2020年06月10日 |
東ソー、低燃費タイヤ用シリカで韓国に進出 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東ソー |
東ソーは10日、100%子会社の東ソー・シリカ(本社:東京都港区、河本裕社長)が低燃費タイヤ用シリカ事業で韓国に進出するため、同国の南海化学(本社:全羅南道麗水市)と合弁会社「東ソー南海シリカ」を設立したと発表した。 新会社は麗水市に本社を置き、出資比率は東ソー67%、南海化学33%(資本金は非開示)。 2021年10月の稼働入りをめどに、タイヤ添加剤である二酸化珪素(シリカ)の本格プラントを建設する。南陽工場(山口県)に次ぐ第2プラントとなる。設備規模や投資額等は非公開。 シリカは、タイヤの転がり抵抗減少など、タイヤの性能向上に有効な添加剤で、自動車の低燃費化や電動化に貢献するところから今後も需要の拡大が見込まれている。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1591755201.pdf |