2020年06月15日 |
三井化学のバイオイソシアネート、第19回GSC賞 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は15日、世界初開発した植物由来イソシアネート、 1,5-ペンタメチレンジイソシアネート「STABiO (スタビオ) 」および誘導体(ポリイソシアネート硬化剤、PDI)で、新化学技術推進協会の第19回グリーンサスティナブル ケミストリー賞(GSC賞)「奨励賞」を受賞したと発表した。 GSC賞とは、「人と環境にやさしく、持続可能な社会の発展を支える化学」の推進に貢献する優れた業績を表彰する制度で、今回、同社の「新規バイオイソシアネートおよびその誘導体を用いたポリウレタンの開発」が奨励賞に選ばれた。 (1)既存の HDI(1,6-ヘキサメチレン ジイソシアネート)系を上回る高い反応性を有し、硬化時間を約25%短縮する「速硬化性」であること(2)塗料や接着剤製品の耐薬品性・耐傷付き性などを向上させる(3)無黄変性(4)バイオマス度が70% (PDI)と高い、温室効果ガス発生量約20%低減できる、などの特性が評価された。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1592197006.pdf |