2020年06月17日 |
ダイセルの酢酸セルロース製品「グリーンプラ」認証 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:ダイセル |
ダイセルは17日、主力製品の一つである酢酸セルロース(セルロースアセテート)製品が、日本バイオプラスチック協会(JBPA)の、「バイオマスプラスチック 」(バイオマスプラ)および「生分解性プラスチック」(グリーンプラ)として認証を受けたと発表した。 バイオマスプラは、植物などの原料(バイオマス)を主成分とする「自然から生まれた」プラスチック製品で、今回、セルロースジアセテートとセルローストリアセテートの原料粉体(フレーク状、顆粒状)、およびこのセルロースジアセテートから製造されるアセテート・トウと真球微粒子「BELLOCEA」が認証された。 一方、グリーンプラは、生分解性を有し「自然に還る」プラスチック製品をいう。今回はセルロースジアセテートの原料粉体と、これを原料とするアセテート・トウと真球状微粒子「BELLOCEA」が登録された。 同社は欧米でも同様の認証取得を目指しており、海外認証機関にデータを提出中。世界的な課題となっている海洋プラスチック問題の解決にもつなげていく考えだ。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1592379224.pdf |