2020年06月17日 |
JALとブリヂストン、タイヤ摩耗予測技術を導入 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:ブリヂストン |
日本航空(JAL)とブリヂストンの両社は、大阪国際空港(伊丹)を拠点に航空機タイヤの摩耗予測技術を活用した、高精度で計画的なタイヤ交換を5月から開始したと発表した。JALグループの地域路線を運航するジェイエア(J-AIR)の航空機を対象に開始した。 航空機用タイヤは、機体の速度と重量を支えながら離着陸を繰り返す過酷な条件下で使用されるため、通常、航空機が数百回離着陸するごとに新しいタイヤに交換する必要がある。場合によっては突発的にタイヤ交換が必要になることもある。 今回、JAL/J-AIRの持つ航空機に関する知見やフライトデータと、ブリヂストンの有するタイヤ摩耗予測技術を融合することで、タイヤの交換時期を予測することが出来るようになり、精度の高い計画的なタイヤ交換が可能になった。今後、ホイール・タイヤ在庫の削減や航空機整備作業の効率化につながると期待している。 |