2020年06月18日
5月のエチレン稼働率 89.4% 90%台割る
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

石油化学工業協会は18日、5月のエチレンおよび誘導品17品目の生産実績を発表した。

エチレンセンター2工場(三菱ケミカル・鹿島、丸善石油化学・市原)の定修と、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要市場低迷の影響で生産は落ち込み、エチレンをはじめ各誘導品は軒並み減産となった。
減産幅もEGは前年比▲49%、EO▲35%、アセトアルデヒド▲36%など、前年を大きく下回るものが目立った。

エチレンの生産量は438,400トンで、前月比▲5.8%(26,900トン)、前年比▲12.6%(63,000トン)だった。
定修は2社2プラント、平均稼働率は89.4%で、採算ラインとされる90%を切った。

誘導品は17品目のうちLD、PP、塩ビモノマー、MMAモノマー、EOGなど14品目が前年比マイナスだった。


主要18品目
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1592453260.pdf

4樹脂
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1592453260.pdf

MMAモノマー
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1592453260.pdf