2020年06月18日
5月のPS生産、59.8千トンで前年比18%の増加
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

日本スチレン工業会は19日、5月のポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の需給実績を発表した。

【ポリスチレン】
生産は59.8千トンで、前月比▲11%、前年同月比18%だった。国内出荷は42.8千トンで前年比▲21%だった。
用途別にみると、電機・工業用4.6千トンで▲37%、包装用18.8千トンで▲16%、FS用13.8千トンで▲15%、雑貨・産業用は5.6千トンで▲29%と、いずれも大幅な落ち込み。輸出は4.2千トンで同101%と前年並みだった。

【スチレンモノマー】
生産は171.3千トンで前月比11%のプラス、前年同月比9%の増加だった。国内出荷は102.3千トンで前年比▲9%となった。輸出58.2千トンで同29%の増加。
主力のPS向けは前年比15%増加の55.1千トン。ABSは同▲43%の12.7千トンだった。合成ゴム向けは8.9千トンで同▲33%、不飽和ポリエステルも2.3千トンで同40%と低調だった。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1592466016.pdf