2020年06月25日 |
ダイセル、「エクオール」控訴審判決で勝訴 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:ダイセル |
ダイセルは25日、大豆原料のサプリメント「エクオール」をめぐり、同社が被控訴人補助参加人となっている特許権侵害差止請求訴訟の控訴審で24日、知的財産高裁から被控訴人側勝訴の判決が言い渡されたと発表した。 同訴訟は、原告の大塚製薬(本社:東京都千代田区、井上眞社長)が、特許権(特許5946489号)侵害を理由に、被告企業に製品の差止を求め、東京地裁に提訴(2017年10月20日)していたもの。 ダイセルは、当該製品の原材料となるエクオール「フラボセル EQ-5」を被告企業に販売していることから、被告補助参加人として同訴訟に第一審から参加してきた。 第一審では2019年1月24日に被告側勝訴の判決が下されたが、大塚製薬は知財高裁へ控訴していた。 今回の控訴審判決でも、「フラボセル EQ-5」を含む当該製品は「本件発明の技術的範囲に属さない」とし、大塚製薬の請求が棄却され、ダイセルを含む被控訴人側の勝訴となった。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1593063379.pdf |