2020年06月30日 |
東北大、「光の操作でサルの手を動かすことに成功」 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:東北大学 |
東北大学大学院の虫明元教授、自然科学研究機構の南部篤教授らの研究チームは29日、光によって細胞の機能を制御する技術「オプトジェネティクス」(光遺伝子学)を使い、サルの手を動かすことに世界で初めて成功したと発表した。 光で活性化する物質を細胞に発現させた。脳の刺激方法を大きく変えた。今後、脳の仕組みの解明にも貢献するとみられる。 また同成果は、非ヒト霊長類へのオプトジェネティクスの活用を促進させ、将来的には光による脳深部刺激療法などヒトの病気治療への応用させることも期待される。 同研究成果は、「Nature Communications 」誌(日本時間6月26日)に公開された。 ニュースリリース参照 https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20200625_01web_hand.pdf |